
2017年にNYで展示されたA-CHANのSky and Cloudが名古屋の.LAB RAINROOTSの移転後最初の個展として開催されます
写真展 Sky and Cloud 写真家A-CHANが2017年にNew YorkのPlus 81 galleryにて開催した「Sky and Cloud」をこの度.LAB RAINROOTSの移転後最初の個展として開催します。
春夏秋冬一年の四季を通して、ニューヨーク、ブルックリンの作家の住まいの屋上より撮影された作品は、このほど製造中止になったFUJI FP100c instant film を使用し、実験的なプロセスによって得られたネガよりC-PRINTされています。 そこに表現される偶然的に作られたユニークな色味やパターンは、自然のそれと相似するものがあります。 自然の絶対的な力強さと切なさが、自宅の屋上から撮影することによって、彼女の作風である「日常」の延長上での出来事として表現されています。
扉を開けると空は目の前に広がっていて
これは掌の中で見る世界ではなく
頭上で広がる世界
うまく行かない事もうまく行く事も関係なく
留まっていられる
青い空、白い雲、鳥、船
a-chan 2022

Born and raised in Japan, working as an assistant for Masafumi Sanai, a-chan began her career in 1998 photographing advertisements, CD jackets and magazines editorials while developing her personal work. In 2006, she moved to New York and began working as a co-editor and printer for Robert Frank. She has co-edited and co-designed a number of Frank’s books including “Tal Uf Tal Ab” (2010), “Pangnirtung” (2011) and “You Would” (2012), to name a few. A-chan has since exhibited her photographs and held slide shows at galleries in Tokyo and New York City.
日本で生まれ育つ。佐内正史のアシスタントを経て、1998年、雑誌やCDジャケットなどコマーシャルの仕事と並行し、自身の制作活動を始める。以後、東京、ニューヨークのギャラリーで作品を発表する。2006年、ニューヨークに移住後Robert Frankのアシスタント兼プリンター、エディターとして "Tal Uf Tal Ab" (2010)、 “Pangnirtung” (2011) 、 “You Would” (2012) 、"What you have seen" (2015) などに携わる。
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