2026.10.11 sun- 11.1 sun | 暗闇で手を伸ばす Shinichi Matsumoto exhibition


今年の一月。
暗室のワークショップへご参加のメッセージをいただきトナカイさんがお店に来てくださいました。 数々の暗室ワークショップがある中でうちのお店を選んで来てくださったことがとても嬉しかったです。
最初からとても作業が丁寧で色の掴み方もお上手なんだなと感じていましたがその後もコツコツと通っていただき、みるみるうちにトナカイさんの色味や雰囲気を帯びたものに作品が仕上がっていったように思います。
一枚一枚、祈るようにプリントされた作品たちは(これは暗室に入られた方ならわかるはず)
きちんとそれを受け取り水の中で見たようなキラキラと湿度を保ちながら飾られているようです。
写真集やテストピースもたくさんご覧いただけますのでぜひゆっくりお楽しみいただけたらと思います。
以下はトナカイさんより↓
名古屋で展示をします。
先日、銀座で開催した手焼きカラープリントによる展示「暗闇で手を伸ばす」の巡回展です。
わかりやすく巡回と言っていますが、実は銀座で展示したすべての作品は、名古屋の会場である.LAB RAINROOTSの暗室で焼いたものです。
自分としてはプリントを里帰りさせるみたいな気持ちです。今年のはじめに店主の湯治さんに暗室の手ほどきを受けてから、何度もRAINROOTSに通い、こつこつプリントをしてきました。
銀座の展示のとき、カラーの暗室プリントでプロセッサー(自動現像機)を使わないことをすごいと何度も言われましたが、僕はこのやり方しか知らないのです。
あまり写真のことを知らないのですが、という前置きでご感想をくださる方たちも「プリントがきれいですね」と言ってくださいました。これまでの展示では写っている対象に対してお言葉をいただくことが多かったですが、銀座ではプリントそのものについてのお話がかなりのボリュームを占めていました。ある方は「工芸品のようですね」と言ってくださいました。ある方は「ホットケーキみたいですね」と笑っていました。どちらもうれしいご感想でした。暗室での制作をはじめたことで、見えてきたことがたくさんあります。もしよかったら、丹精込めてつくったプリントを見にきていただけたらうれしいです。



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